2020.3.30 先日『〜Global Standard EMD〜 世界的な権威が語る最新の再生療法』の講習会に参加してきました。

先日『〜Global Standard EMD〜 世界的な権威が語る最新の再生療法』の講習会に参加してきました。
日本人の約7割がかかっている歯周病ですが自覚されている方は少なく、どういう病気なのかもよく理解されてないのが現状です。
歯はおもてに見えてる歯冠部と骨の中に埋まっている歯根部があります。歯周病というのは歯の根の周りの歯周組織である骨が歯周病菌によって溶けてしまった状態のことをいいます。実際歯周病菌自体が骨を溶かすのではなく、歯周病菌と闘う私たちの身体の中の好中球やマクロファージなどの免疫細胞が身体を防御する際に放出してしまうサイトカイン等により、破骨細胞と呼ばれる骨を溶かす細胞が活性化されることにより結果的に骨が溶けてしまいます。
溶けてしまった骨はそのままでは元の位置まで回復することはありません。
皆さんが歯科医院で行なっている歯周病治療はまず歯周基本治療から行います。はじめに歯周ポケット検査をしてそれから歯周病菌が溜まる元となるプラーク(歯の表面につく食べ残しの柔らかいもの)や歯石を除去することで歯周病菌を減らし、現状よりも歯周病が悪化しないように防ぐことが主な治療となってきます。
また患者さんの日々のプラークコントロール(歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどでの歯磨きによりお口の中の環境を綺麗に保つこと)も重要になってくるためプラークが染まる液を使って普段は見えない磨けてないところの歯磨き指導を行うことも大切になってきます。
歯周基本治療だけでは限界がある場合に歯周外科治療が選択されますが、失われた歯周組織の再生をはかるために歯周再生療法というものが近年大きく発展を遂げてきています。どれも患者さん自身の細胞の治癒力に頼りますが歯周組織、特に骨の再生を促進する方法として膜を使うGTR法から生物学的再生療法であるEMD法まで様々な治療方法があります。また、再生療法製剤であるリグロスは2016年より保険適用になっており、より多くの患者さんが歯周再生治療を受けられるようになってきました。
また、歯を失ってしまった場合に選択される治療としてインプラント治療がありますが、インプラントを打つ際も骨の状態が重要になってきます。インプラント体は顎の骨の中に打っていくため骨がない状態では治療の成功率もかなり下がってきます。そこで治療を行う際に再生療法を併用することにより、より確実に治療を進めることが可能になってきます。
今回のセミナーでは海外から再生療法で世界的に有名な2名の先生と福岡で活躍されている船越栄次先生に講演をしていただきました。海外の診療のレベルの高さや文献に基づいた治療をされており、また実際のインプラント治療の症例を元に画像や動画、グラフなどを用いて再生療法製剤の比較についての結果や考察などを丁寧にわかりやすく教えて下さいました。
今回教えて頂いたことを日々の診療に活かし、より患者さんに満足して頂ける治療が提供出来るよう邁進して参りますのでよろしくお願い致します。

歯科医師 池村

 

 

 

 

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